音楽

ハニーワークスが嫌いな俺、ハニワを語る。【HoneyWorks感想】

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Honey works(通称:ハニワ)っていう10代に絶大な人気がある音楽クリエイター集団がいるんですけど知ってますか。

HoneyWorks(通称:ハニワ)は、ニコニコ動画、Youtubeなど動画投稿サイトで活動する
関連動画総再生回数4億回を超えるクリエイターユニット。

音楽性は「キュンキュン系」「青春系」と呼ばれるポジティブ系ロックを主体とする。 (公式HPより)

DAOKO・米津玄師と同じニコニコ動画出身のクリエイター集団で、動画再生回数は4億回超えとかいう化け物コンテンツ。
音楽だけでなく、アニメ化・小説化もされていて、小説は累計240万部を突破しているらしい。

そんな神コンテンツの楽曲の一部がこちら。


┗|∵|┓金曜日のおはよう/HoneyWorks feat.Gero


HoneyWorks 『東京サマーセッション feat.瀬戸口優・榎本夏樹・望月蒼太・早坂あかり・芹沢春輝・合田美桜(CV:神谷浩史・戸松遥・梶裕貴・阿澄佳奈・鈴村健一・豊崎愛生)』

ぎぎ、ぎぎぎいいいいいいいぃぃぃいいいいいいいぃぃぃぃいいいい!!

くっさ、え? くっさ!! はぁ?

もうね、聴いてるとやばい。全身に普通にサブイボが出る。
安っぽいサウンドに、しょーもない歌詞。

甘いっていうか、もうくどい。
ケーキバイキングでボッソボソのケーキ食ってるみたいな気分。
胸焼け起こすわ。吐きそう。

本当は「日曜日の秘密」っていう歌い手が個性全開のシュールストレミングを超えたクセェ曲があるんですけど、流石にハニワ初見で聴くとほとんどの人が発狂してしまうので、紹介するのやめておきました。

ちなみにちゃんと賛否含めて書きますけど、結構ボロクソに書いてる部分も多いので、そういうのが嫌いな人はこの時点でブラウザバックしてくださいね。

ハニワ作品の歌詞と楽曲について

ハニワの曲にはとにかく歌詞という概念がない。

曲ごとに登場人物がいて、そのキャラの片思いだったり、失恋だったりのストーリー中心に歌われている。それでいてカップルの歌とかもあるから掛け合いとかがめちゃくちゃ多い。

それに作中の映像で、歌詞を「歌詩」って表現してますから。
ハニワの歌詞は歌詞ではなく歌詩。そこんとこ間違えないように。

「お腹空いたな」
「これ食べて」
「これっていわゆる手作りクッキー?」
「…夏なのに?」
「夏なのに(ハート)」
「のどが渇きますね」

東京サマーセッション

夏なのに(はぁと)

じゃねぇよ、どこが詩だコラ。

は? 一瞬でも可愛いとか思ってねぇから。

いや、これをいい歳こいたおっさんがこの歌詞書いてると思うと震えるわ。
お前らいくつだよって。
ちなみにメインの作詞家、いや作詩家はGOMと使徒という人物。

GOMは昔のニコ動を見ていた人ならおなじみの「おもいではおっくせんまん」を歌ってた歌い手として有名なあのGOM。

・・・成功、おめでとな。

既に気づいている方もいるだろうが、歌詞もさることながら、楽曲もまぁひどい。


┗|∵|┓今好きになる。/HoneyWorks feat.初音ミク

大抵はこんな感じの安っぽいロックテイストの音楽で凡庸でなんの創意工夫もない。

どっかで聴いたことがあるような曲ばっか。無理に褒めるとすれば、ど定番で癖がなく、毒にも薬にならない曲。

寒すぎてイントロで鳥肌立つ。
は? ちっともいいとか思ってないですけど?

文化祭とかでその辺のコピーバンドの軽音部が「次の曲はオリジナルです!」って歌ってそうな曲。体育館でのライブが似合いそうな曲。
でも軽音部とかモテるもんな。そう考えるとティーンエイジャーをしっかり狙い撃ちできているとも言える。

そして当たり前だけど、好んで聴いている奴らも青臭くてヤバい。
YouTubeのコメント欄ってただでさえきついけど、ハニワ動画のコメント欄は、もうね、見てらんない。

ばにらそると  2週間前
好きな人に告白したいけど、勇気がでません。。。
いいねが300きたら告白します!!
臆病でごめんなさい。
👍 123

知らんがな。

たくさんのいいね集めたら何になるんだよ、オラに勇気を分けてくれーってか?
そのいいね玉使って何する気なんだよ。

告白なんてする前から結果なんか決まっとるんじゃけぇ、とっととしとけ。たわけが。
なんで告白するのにも他人のいいねがいるんだよ、あぁSNS世代。

楽曲だけで評価しちゃいけない。

まぁあれこれディスってきたわけですけど、ハニワの音楽でまず一番重要なのは、
音楽だけで聴いてはいけないということ。

わけわかんないと思いますけど、これほんとです。

ハニワの楽曲の多くはストーリー形式になっていて、ハニワ学園(適当)で生活しているキャラの恋愛模様をオムニバス形式で作品にしてる。

だからそれぞれの楽曲が一つの恋バナになっていて、かつ恋バナの続きが別の歌になってたり、他のキャラの恋話の歌に関わってたりと、一つの曲で完成することなく、ハニワの世界観の一部として作られている。

特に人気なのが、

「告白実行委員会」〜恋愛シリーズ〜

と銘打った作品群で、各キャラクターの恋愛が描かれている。
これがキャラクター相関図。

f:id:koni-log:20190102195338j:plain

公式サイトより

えーと歌ですよね? キャラの相関図って入ります?ってなるが、これでより一層楽しめるってわけです。

おい恋雪くん!!お前の恋敵である優くんの妹の雛ちゃん(おっぱいでかい)はお前のこと中学の頃から好きだからな!夏樹ちゃんじゃなく、いいからその子にしとけ! でもその雛ちゃんにずっと片思い、いや片想いしてる虎太郎くんがオナクラにいるからなっ!! 油断すんなよっ!!

ってあぁ〜〜、なに失恋したまま卒業してんだぁぁぁあああ恋雪ぃぃいい!! 虎太郎が、虎太郎がくるぞーーー!!

ハニワの楽曲は言うなればアニメのキャラソン。キャラソンって既にそのキャラへの愛着があるから、結構歌詞がキテレツでもついていける。

ただ歌に共感するっていうのは、自分の感情を歌に沿わせるのではなく、歌が自分に沿ってくれるものだと思う。
でもハニワの恋愛ソングはあくまでそのキャラの恋。決して聴き手の恋にはならない。キャラに自分の願望や恋愛を投影するだけ。

あくまで物語。もはや音楽と表現していいものじゃない。
それこそサウンドノベルのノベル部分を歌にしたものだと考えた方がいい。

つまりハニワの楽曲ははなから映像ありきで作られているんでしょう。
そういう観点では、独自性のあるコンテンツだと言えなくもない気がします。

Honeyworksはみっともない俺の本性を引きずり出すのをやめろ。

ハニワの凄さって、どこまでもくどくて深みのない恋愛観なんですよね。

恋の上澄みだけを掬い取った恋愛ソング。
味付けなんて一切なし。とにかく甘ければいい。駄菓子みたいなあっさい音楽。

でもそもそもここまで酷評するのなら、別に聴く必要もない。
無関心を決め込めばいいのに、俺はひたすらハニワの作品群を聴き漁った。

もちろんこうやってブログでこきおろすため、という理由はあるが、
それだけではない。どこか心なしか俺はハニワを求めていたようにすら思うのだ。

こんなくだらないものは認めない。
紛い物だ。
わかっているのに。

YouTubeを開くたびに、ハニワ動画を求めてしまう己がいることを実感する。

やめろ、俺は違う。こんなくだらない作品をいいと思う感性は持ち合わせていない。

しかしハニワは呼びかけてくる。

嘘をつけ、お前にもあるはずだ。

ハニワは俺の喉に無理やり手を突っ込んで、奥底にひた隠しにしている俺の感情を無理やり引きずり出そうとしてくる。

それは青春の残滓。俺の残された青春(アオハル)という名の業(カルマ)。

NO!!! STOP!! STOP THE VIDEO!!  NOOOOOOOOOOO!!!!!!

もはや拷問。「時計仕掛けのオレンジ」の拷問シーンってハニワ流れてますよね?

若い頃はいいさ、ハニワでときめいても。憧れたっていいさ。
ひょっとしたら俺にもこんなことがあるかもしれないって思っても許された。

なんたって………未来があるんだからっ……!!

でもないんだ……!!いい加減気づけ……!!
俺には元日からHoneyworksの動画をひたすら再生しながら文句を言ってるような人生しか残っていないんだ……!!

わかってるさ。でもわかっているのに人は諦めることができない。
そんな人間の、いや俺の愚かさが滲み出てしまうHoneyworksが嫌いだ。

…いや違う。

本当はそうじゃない。そうじゃないんだ。

好きなら好きっていえばいい。自分を偽る必要なんてないんだ。
大切なのは上手い下手なんかじゃない。本心であるがままに生きることだ。

作品を通してハニワはそう教えてくれている。

なぁ、そうなんだろ……? Honeyworks。

とりあえずYouTubeのコメント欄に「○○いいねついたら告白します!!」って子達に片っ端からいいね、押しておきました。

お前ら、幸せになれよ……

POSTED COMMENT

  1. blank HoneyWorks好きの猿 より:

    めっちゃボロクソに書かれてるけど本当はめっちゃ好きなのでは?
    僕はめっちゃ好きです!

    • blank コニシ より:

      HoneyWorks好きの猿 様

      は、はぁっ!?す、好きなわけねーだろ!ハニワなんて!勘違いすんなよなっ!
      …でもわざわざコメントありがとな!
      ファンサしちゃうぞ。

  2. blank 秘密のハニワおじさん より:

    最初は幼い頃の恋愛観を歌ってるだけの曲(そもそもターゲットが恋を夢見る中高生なんだから当たり前)をただ上からボロクソに叩くだけのおじさんかと読んでた。

    でも最後まで読んだら、若さに嫉妬と羨望と微笑ましさを持っている恋愛観の枯れた一般的おっさんが悶えながら若者の甘酸っぱい恋愛応援しててほっこりした。笑
    あんた普通に話したら面白くて良い人だろ笑

    俺も昔の純粋だった気持ち掘り起こしてくれるから割と聞くわ笑
    大人の汚い恋愛ばっかしてると、若かりし頃のなんでも新鮮だった純粋な恋愛や気持ち眩しく見えるやん…?
    知り合いに知られたら恥ずかしすぎて死ぬけど笑笑

    • blank コニシ より:

      秘密のハニワおじさん 様

      ハニワって聴くと本当に鳥肌出るくらいゾワゾワするんすよね…
      こんなものをいいと思ったら終わりだ…!俺の人間性が終わる…!!

      と思いつつYouTubeに新作が出ると聴いちゃうというね…。

      知り合いに見られたら恥ずかしい? ときメモの藤崎詩織みたいなこと言わずに堂々と聴いてくださいよ!!
      金曜日のおはようをカラオケで全力で歌っちゃいなよ! 案外気持ちいいですよ(実体験)

  3. blank とおりすが より:

    ええ…最後がっかりです
    本当にださいと思う、さぶいぼたちます

  4. blank ななしさんのために より:

    なんかこの記事すっごく共感できました。中2くらいの時はHoneyWorksの曲結構聞いてて好きだったんですけどいつの日か聞かなくなって高校半ばくらいで久しぶりに目に止まったので聞いたところすごく気持ち悪い気分になりました。俺こんなん好きだった時期あったのか…って黒歴史が思い起こされるようでものすごく嫌な気持ちになりました。
    自分はまだ大学生ですし大人とはまだ到底言えないかもですけどHoneyWorksって大人になっていくほどに理解できなくなっていってそういう感情をいつの間にか失っていくのかなってなんか逆に深い曲を作ってるのかもって思いました。
    あ、でも高校にもなってHoneyWorksの曲好きって言ってる奴はまじでイタいことになるから早いとこ卒業した方がいいですよ。

    • blank コニシ より:

      ななしさんのために 様

      思春期におけるハニワへの感情の変化が素晴らしいですね。
      若い時に夢中になっていたものを振り返ってみると、「なんでこんなもんにハマってたんだ?」なんて思ってしまうことありますね。
      それだけ大人になったということでしょうか。

      逆にもう10年くらい経ってから振り返ると、そんな若い時の自分が可愛く思えたりするかもしれませんね!
      僕のようにアラサーの思い出にはせず、ハニワを青春の思い出としてそっと心にとどめておいてくださいね!

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