【アオハルかよ】日清のCMが寒い、おかしい、嫌いと感じるのは俺たちのせいかよ?

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日清のCMってなんでどれもあんなに寒いんですかね。
もう正直寒いを通りこしてイタい。
 

 
あれですか、ハズキルーペ的なやつですか?
逆に寒すぎてアリになってるパターン狙ってるんですか?
 
確かにハズキルーペは企画者が面白い!と思ったところから、360どころか720℃周ってなぜか結果的に面白いみたいなおかしな離れ業してる。
 
でも日清さん、おたくのCMはワンエイティー止まりで寒いだけじゃないっすか?
 
 
 

そもそもどういうコンセプトなんだよ

 
そもそも日清は何を考えてあんなCMを作ってるのか、誰が企画してるんだ?
 
調べてみるとあの「アオハルかよ。」のクソ寒いキャッチコピーでおなじみの「HUNGRY DAYS」シリーズなどを担当しているのは電通のCMプランナー佐藤雄介氏だ。
 

 
佐藤氏は日清以外にもポカリスエットの「ガチダンス」シリーズなども手がけ、「2017年クリエイター・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞しているやり手プランナー。
 
 
こいつ、俺と一瞬も接点なさそうな人生送ってんな。はっ!!
 
「HUNGRY DAYS」シリーズのコンセプトについて佐藤雄介氏は
 
「特に10代の喫食率を上げたいというものでした。それを聞いて僕たちのチームは"青春"をテーマにして、1年間キャンペーンを回せる言葉を考えていきました」
 
「青春ってまぶしいものだから、揶揄するぐらいでちょうどいいんですね。だからCMの表現はストレートなザ・青春を描き、最後に1つだけ『かよ』という語尾で冷静な視点を入れ、かわいい書体で"アオハルかよ。"とツッコむことで、収まりが効いて全体のバランスが取れると考えました」

個人的には『かよ』という語尾のせいで冷静な視点どころかクソ寒くなってると思うんですが。

だったら「アオハル。」のが絶対爽やかだと思う。
でも『かよ』のウザさこそが作品にエッジをかけてるのは確か。
 
そして対象は若者、特に10代なので、大人になればなるほど拒否反応が出るのはある意味当然。
 
二十歳より上の人は自信を持って嫌っていきましょう。
我々はお呼びでない。
 
でも10代が全員これをいいと思ってるのか?って言ったら、それは絶対ない。ありえない。
だってダークサイドに落ちていた高校生の時の俺が見ていたら、
 
「アオハルかよ? ……は?(嘲笑)」
 
当時の方が遥かに嫌った自信がある。間違いない。
 

嫌われる勇気をもつ日清

 
でも日清、恐らく嫌われることも織り込んでCM作ってる。
同じくカップヌードルのCMシリーズ「STAY HOT いいぞ、もっとやれ。」のコンセプトについて佐藤氏は
 
カップヌードルって、ある世代以上の大人には、十分知れ渡った揺るぎないブランドです。だから今年は、今の若い世代に向けて思いっきり振り切ってつくりました。メッセージや表現も若者に対して「もっと熱くていいじゃないか!」「やりすぎたっていいじゃないか!」っていう想いを、ありったけこめました。
 
 
たぶん日清は「人によって評価が0か100に極端に分かれるCM」をあえて作ろうとしてる。
 
普通は自社商品の広告を打つからには、嫌い・ウザいなんて言われることは避ける。
でも日清は避けない。恐れない。
 
それは自社ブランドに絶対の自信を持ってるから。
 
実際もうカップヌードルなんて定番すぎて、CMがウザイから買わないなんて思えない。あのカップヌードルの味と謎肉の食感。日本人の口にすでにプリインストールされてんだ。
 
もはやソウルフードといっても過言じゃない。
 
仮にCMが嫌われたところで、消費者はカップヌードルを買ってくれる。その自信が強気で挑戦的なCM作りの根底にある。
 
CMで嫌われてもいいとか、日清ヤバい。
完全にアドラー心理学マスターしてる。
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

 

日清は絶対の自信を根底に、特定の対象(簡単に言えば10代の陽キャ)に100点の訴求力のあるCMを本気で作り込んでくる。

 
CMを見れば、べらぼうに金かかってるのは想像に難くない。
しかも金だけじゃなく、かなり本腰入れて作ってる。「HUNGRY DAYSシリーズは作中にかなりの裏設定や背景が仕込んでいる作品で、佐藤氏も
 
今回は『CM制作というより、30秒の映画を作るんだ』という気持ちで臨んだので、キャラクターの設定もかなり細かく決めました。
 
「土台はシンプルにして、ディテールは複雑に」というのが僕の作品の共通のテーマ。カップヌードルも、ただ食べるだけなんだけど、そこをひたすら壮大にしていくわけです。
 
豊富な資金力を用いて、誰かに嫌われたって構わないスタンス。かつディテールの凝ったCMを全力で作ってくる。
本気で作られているからこそ、見る人によっては熱烈に惹かれ、また激烈に引かれるCMに仕上がってる。
 
 
おいおい日清。
 
 
 
サイツヨかよ。
 
 
 

おかしい・嫌いは日清にとって狙い通り。

 
日清は批判も計算に入れながらCMを作っている中々したたかな企業だ。
 
だから不快と感じるのはある意味健全で、おかしなことではない。
 
まぁ否定されるのも含めて狙われているという意味では、期待通りのリアクションをしてしまっているのが少々悔しいが。
 
日清が本当に困るリアクションは好きにも嫌いにもなられないことなので、本当に嫌いなら徹底的に無視すると効果的だと思う。そこまでして本気で嫌う必要性がないけど。

ちなみに俺はもう許した。
 
なぜならアオハルシリーズの林原めぐみのナレーションが最高だったから。
 

 

本当に閣下のナレーション好き。ドキュメントとかでやってると、もはやそれだけで見れる。これ聞けただけで俺はもう許した。

ありがとう日清。これからもどんどん寒くておかしい、痛いCMを作り続けてくれ。

 
でもフランダースの犬のやつは流石にクソうざいです。反省してください。
 

 

 
あぁ本当に嫌いなのだから、シカトしないといけなかったのに。
皆さん。これが本当の敗北です
 
あとどん兵衛はこのまま続けてどうぞ。