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【感想】丹下桜の闇堕ちヤンデレボイスが聞けるのは無限のリヴァイアスだけ。

声優、丹下桜の声が好きすぎる。

丹下桜といえばNHKの名作アニメ「カードキャプター桜」の主人公である木之本桜を演じ、

雪兎さん…はにゃ〜ん

のセリフで多くの大人のお友達を生産することに貢献した元祖妹ボイスでお馴染み。

ったく何がはにゃ〜んだよ、こっちが

「はにゃ〜ん、丹下しゃん…」

なんだよなぁ…

丹下しゃんのロリロリボイスは90年代後半のアニメブームを牽引し、最近ではゲーム「ラブプラス」で最強の年下彼女「小早川凛子」を演じて話題となった。

さらには一時期お茶の間を凍らせまくったソーシャルゲームのCM『ガールフレンド(仮)』ではゃ独特なイントネーションの留学生クロエ・ルメールちゃんを演じてヲタクどもに

(^q^)くおえうえーーーるえうおおおwww

旋風を巻き起こしたのも記憶に新しい。

日本、いや人類が生んだレガシーとも言える至高の妹ボイスもつ声優、それが丹下桜である。

丹下桜はその声から妹キャラやロリキャラを演じることが多く、それはそれでキャスティングしたスタッフに感謝状を送りたくなるレベルなのだが、ファンとしてはたまには違う丹下ボイスを聞いてみたくなるもの。

実はそんなファンの願いに答えてくれた名作が一つだけあるのをご存知だろうか。

丹下桜の闇堕ちヤンデレ萌え萌えボイスを聞くことができる最高のアニメ、サンライズが手掛けた「無限のリヴァイアス」である。

無限のリヴァイアスとは

無限のリヴァイアスは99年から00年代にかけて放送されていたSFアニメ。

航宙士養成所の生徒である少年少女たちが突如テロリストに襲撃され、避難した宇宙船リヴァイアス号に乗り込み宇宙を漂流するという物語。

監督には後にコードギアスの監督となる谷口悟朗、脚本はガンダム00の黒田洋介、キャラデザはガンダムSEEDの平井久司と、実に骨太なスタッフ陣。

声優には丹下桜以外にも、桑島法子・保志総一朗・関智一・檜山修之をはじめとした豪華声優の見本市といったラインナップで当時のアニメオタクを驚かせた。

そしてスタッフや声優だけでなく、内容もこれまたすごい。

作中終盤ではメインヒロインが「こんなの現実じゃない、夢だよね?」と精神崩壊しかけたり、主人公がヤンデレに追い回されたり、いろんな場面で性描写を匂わせる描写があったりと、今のご時世ではとても放送できないほど内容がぶっ飛んでた。

無限のリヴァイアスは鬱アニメの代表作として今でも根強いファンが多く、かくいう俺も大好きだ。

「人生で一番印象に残っているアニメは?」と聞かれれば間違いなくこのリヴァイアスを挙げるだろう。

あ、それとアイマスな!アイマス!

無限のリヴァイアスと丹下桜

リヴァイアスで丹下桜が演じていたのは、やはり妹要素満載のキャラである和泉こずえ(キャラデザは下のパッケージ参照)

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バンダイビジュアル

肝心の丹下ボイスはAmazonで誰でも第1話は無料で見れるのでまずは試しに聞いてみて欲しい。(10:50あたりから)

ね〜ね〜いくみ〜(はぁと)」「いくぅみぃ…(はぁと)

こずえはボーイフレンドのイクミに常時クッソ猫撫で声。

あぁ〜たまらないんじゃぁ〜^^

これだけでも十分満足できてしまう丹下ボイスなのだが、俺がどうしても見て欲しいのが、

19話「えがおできみと」で丹下桜演じる和泉こずえが闇堕ちするシーン。


(バンダイチャンネルでも見れます。11:45あたりから。初月無料なのでよければこちらから

もうね、このシーンの丹下ボイスが最高すぎんのよ…

はっきりしたネタバレを避け、闇堕ちシーンを解説すると、

閉塞感と不満が蔓延する艦内で、こずえはある事情によって心と体に深い傷を負ってしまう。

こずえのボーイフレンドである尾瀬イクミ(cv:関智一)はこずえを守れなかったことを悔い、徹頭徹尾こずえのことだけを守ることに傾倒していく。

元々依存心が強い性格のこずえは、自分だけを見てくれないイクミに不満を持っていた。
しかし自分が傷ついたことでイクミが自分だけを見てくれることに深い満足感を覚えることになる。

そんな背景をもとにこずえが闇堕ちし、親友の葵(cv:桑島法子)に向けたセリフがこれ。

だってイクミがいるんだもん…!
イクミがわたしを見てくれるんだもん。

イクミとキスしてもね、違うって思ってた。
つながってなかった…

でもね…今は違うっ!

イクミはわたしのことを一番に考えてくれてる…

二度と傷つけたくないって思ってるっ…!
神様に感謝したいくらい…!

(中略)

わたしはイクミが欲しいの…他に何もいらないの…イクミだけでいいの、イクミが全てなのっ…!

これを桜ちゃん・凛子・(^q^)くおえうえーーーるえうおおおちゃんが言ってると思って想像してみ?…頭蕩けるだろ?

まずなんと言ってもセリフが神。

前半部分ではこずえ特有の「〜だもん」という幼さの残る語尾とは全く似つかわしくない狂気じみたセリフの羅列。

①わたしはイクミが欲しいの…
②他に何もいらないの…
③イクミだけでいいのっ…!
④イクミが全てなのっ!

そして後半は②のセリフ以外イクミ・イクミ・イクミの連呼

セリフのリズム感でヤンデレ具合を演出しており、ヤンデレ芸術点が相当高いセリフ構成。

この美しいリズムは権藤、権藤、雨、権藤のそれ。

ほぼ間をおかずに矢継ぎ早にイクミ・イクミの連呼はこちらの脳味噌をとろけさせる。

この時ほど自分の名前がイクミじゃないことを恨んだことはない

自分の名前がイクミだったらもはやそれは完全にボイスドラッグ。MDMAなんて相手じゃねぇ。

セリフもさることながら、丹下桜の演技もヤバい。

扉越しのセリフなのでキャラの画はないが、こずえの恍惚とした虚な表情がはっきりと浮かび上がってくる凄まじい演技。

①二度と傷つけたくないって思ってるっ…!
②神様に感謝したいくらい…!

①と②のセリフの合間に泣いているような引きつった自傷的な笑い声が入るのが、もう最高。

丹下桜の狂った声が気持ち良すぎて頭おかしくなりそう。

神様に感謝したいくらいだよ…!

更に後半の怒涛のイクミ連呼ボイスはもはや昇天モノ。

わたしはイクミが欲しいの…他に何もいらないの…イクミだけでいいの、イクミが全てなのっ…!

①わたしはイクミが欲しぃの…
イクミへの強い愛情と深い依存を感じさせるねっとりとした言い回し。

②他に何もいらないの…
イクミを独占した多幸感を滲ませ、

③イクミだけでいいの…!
ここで痛切な切迫感を感じさせ、

④イクミが全てなのっ!
最後に自身に言い聞かせるような強い口調で締める。

さらにパートの合間合間で徐々に強くなるブレス(息継ぎ)も最高。

①と②はゆったりとしたテンポでブレスなし、
②と③には「スッ」と小さなブレス
③と④の間には「ヒッ」と高音のブレス

そして極めつきは、勢いよくまくしたてた④の後に裏返り混じりで「ヒーーッ!」と深いブレスを挟んで、

どっちも欲しがってるあんたとは違うのよぉっ!!!!

さっさとどっかいけぇ!!!!

セリフ・テンポ・ブレス、もう全てが神懸り的闇堕ちヤンデレボイス。

ただでさえアニメ史に残るヤンデレシーンだけど、これをいつも「はにゃ〜ん…」とかやってる丹下桜がやってるんだぜ?

この声聞くためだけにアニメ全26話見る価値ある。

というか丹下桜好きなら聞かないはない。絶対にない。
はにゃ〜ん、とか言って蕩けてる場合じゃねぇぞ!!

無限のリヴァイアスはアニメ史に残る名作

今年で20周年を迎えた無限のリヴァイアスは今でもファンの間で語り継がれるほどの引力を持った作品で、他の作品では絶対に味わえない魅力がふんだんに詰め込まれている。

いわゆる鬱アニメなので、とてもじゃないけど誰もが好む作品じゃない。
だけどこの当時でしか出せなかったであろう匂いがリヴァイアスには確かに染み付いている。

ノストラダムスの大予言が話題になり、終焉や崩壊に引き寄せられる当時の世相、現代とはまた違った閉塞感・希望を見出せない混沌とした社会の色合いがこのアニメを産んだのは間違いない。

今の若い子たちが見るには少し絵やセリフの古さは気になると思うけど、コードギアスの監督である谷口悟郎の初監督作品であるリヴァイアスは、見ておいて損はない作品だと思う。

そしてラブプラスの凛子Fate/EXTRAのネロ・クラウディウスで最近になって丹下桜を知った人たちには、ぜひ闇堕ちボイスを堪能してみて欲しい。

丹下桜のヤンデレボイスほんとどうかしてっからマジで。

実際この記事書くために300回以上聞いてますけど、全く飽きてないというかもっと聞きたいくらいですから。

お母さん、俺、イクミに改名していいかな…?

関連サイト

無限のリヴァイアスはバンダイチャンネル会員なら全部で見れてしまいます。
初回登録は1ヶ月無料(無料期間中に退会すれば無料)

初見の方もリアタイ世代のこともこれを機にぜひ。時間のない方は丹下桜ボイスだけでも聞いてみてください。

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