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【感想】ananで男が読むべきは宇垣美里の尻よりも『僕の姉ちゃん』

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女心が知りたい。

男なら誰もがそう思って一度は雑誌ananをコンビニで立ち読みしたことある。ないとは言わせない。

ananのSEX特集を読めば、女を悦ばせる北斗神拳ばりの秘孔が書いてあるんじゃねぇかと期待してみたら、ハーレクインロマンスばりの「感じたセックス体験談」ばかりで読む気失せたりしてるよな?

わかる。俺もそうだ。

でもな、そんなことしてるうちは女心なんてわかりやしないんだ。

そう、俺たちは益田ミリの描く漫画「僕の姉ちゃん」に出てくる姉ちゃんに言わせれば、「二万円の勝負下着を一生見れない男」だ。

いいか、ananで読むべきなのは「SEX特集」でも占い師しいたけのカラー診断でもないし、ましてやフリーになった宇垣美里の美尻でもない。

読むべきは毎週2pだけ乗っている四コマ漫画、益田ミリの『僕の姉ちゃん』だ。
男は黙ってこれだけ読んでりゃいい。

僕の姉ちゃん あらすじ・解説

『僕の姉ちゃん』はタイトル通り、新社会人の弟である僕と三十路過ぎのベテランOLである姉ちゃんとの他愛ない会話が繰り広げられる漫画。
姉ちゃんが語る女・人生・友情についての講釈は、男が男でいる限り絶対にわからない女性の心理を垣間見ることができる。

たとえば、

ブラジャーの洗う頻度はどれくらいなのか

女は好きな男のプレゼントで得なんかしたくない

浮気のボーダーラインは出かけるときに勝負下着を履いたかどうか

女には冷蔵庫のあり物で作ったと男に信じさせるために買っておく食材がある

などなど、ほんわかしたイラストの中にバリバリエッジが効いた女論が語られまくってる。

こんなフックのある見出しばかりを並べると、女の狡猾さや計算高さが描かれた漫画なんだろうなと思ってしまうかもしれない。

でもそうではなく、姉ちゃんのウィットに富んだユーモアや独自の着眼点、そして女性ならではの処世術は男性にとって非常に新しい視点で、なおかつ面白いのだ。

益田ミリ先生の描くエッセイ漫画は人間の描写が繊細で鋭い物ばかりで、ぜひ男性にも手にとって欲しい漫画ばかり。

しかし「僕の姉ちゃん」を何度も読んでいると、男が女心を理解しようとするなんて土台無理な気がしてくる。女心と秋の空。井の中の蛙には大海を知る術はない。

女心を知りたいと更に深淵を覗きこんだところで、深淵に引きずり込まれるのがオチかもしれない。

結局僕らにとってananは宇垣アナの美尻を見てるくらいがやっぱりちょうど良い。

僕の姉ちゃんの試し読みはこちらから

公式サイト

マガジンハウス 僕の姉ちゃん

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